妊婦健診
妊婦健診(妊婦定期健康診査)は、妊娠が正常に経過していることを確認し、ハイリスク妊娠の早期発見、妊娠中に発症する各種合併症の発症予防、胎児異常の診断などを行うことを目的としています。当院では連携医療機関で出産を予定されている妊婦さん(セミオープンシステムと言います)、または連携医療機関の里帰り支援システムにご登録された里帰り分娩の妊婦さんに限り妊婦健診をさせていただいております。妊娠30週過ぎまでの健診が可能で、その後は出産を予定している医療施設で妊婦健診をお願いしています。入院管理、あるいは夜間休日の診療が必要となった場合には連携医療機関が診察を担当いたします。
妊娠初診時
妊娠反応検査(すでに自分で行った、他院で確認されている場合には省略)、内診、超音波検査を行います。母子手帳の手配は適切な時期をご案内します。
検査項目
毎回行う検査項目
- 体重
- 血圧
- 尿検査
- むくみ
- 内診
- 超音波検査
妊娠初期(妊娠15週まで)
- 初期スクリーニング検査
(血算(貧血チェックなど)、血液型、不規則抗体、感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV、風疹、トキソプラズマ)、血糖、甲状腺ホルモン関連)
妊娠中期(妊娠16週から)
- 淋菌・クラミジア検査
- 中期検査(血算、50g糖負荷試験(50g GCT)、成人T細胞型白血病)
- 75g経口糖負荷試験(75g OGTT) 必要時のみ
連携医療機関
聖母病院の無痛分娩
無痛分娩の最大の利点は妊産婦さんの苦痛が軽減されることです。無痛分娩は、現在では硬膜外麻酔を主体とした方法が一般的に行われています。聖母病院においても安全性に十分配慮された無痛分娩を行っております。聖母病院HP(お産のページ)をご覧ください。